めんどくさがり屋が選ぶ注文住宅の動画と本

渋々自宅を建てることになって手間を省きたくて観まくった注文住宅の動画と本のまとめ

【土地】超重要!ハザードマップ(洪水・土砂災害など)

こんにちは~。渋々自宅を建てることになった意識低い系ゴリラです。

 

これまでに土地についての動画と本を紹介しましたが、そのどちらでもハザードマップ」の確認がまず大切!と指摘されていて、これは見なければ!と思って私もすぐに確認しました。ハザードマップでは日本国中の洪水や土砂災害のリスクが一目で分かります。無料だし分かりやすいし使わない手はありません!

 

【土地・建物】災害に強い住宅選び(長嶋修) - めんどくさがり屋が選ぶ注文住宅の動画と本 

【土地購入】チェックポイントと買っちゃダメな土地(ラクジュ建設と不動産さんの動画) - めんどくさがり屋が選ぶ注文住宅の動画と本

 

洪水や土砂災害はもちろん危険ですが、命が助かったとしても自宅が水に浸かってしまったり土砂が入り込んでしまったりしては建て直しをしなくてはいけなくなったりしてしまいます。これは自宅の構造や設備で悩むよりも超重要な問題です!私自身はできれば自宅の資産性も維持したいと思っているので、そもそも災害リスクのある土地を選んでしまうと水害や土砂災害がおきて資産価値がガタ落ちしてしまうのも避けたいです。

 

目次

 

洪水災害リスク

ハザードマップがどんな感じで表示されるかというと、例えば洪水情報としてはこんな感じです。東京都と埼玉県の県境周辺のハザードマップです。

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ハザードマップ(洪水災害リスク)

赤色が濃い場所ほど洪水被害のリスクが高いことを示しています。大きな川の周辺は洪水被害のリスクが高いことがわかります。これは今大きなスケールで見えていますが、下の画像のようにかなり拡大できるので興味ある土地のリスクをピンポイントで確認することができます。こちらの例は東京のJR赤羽駅周辺の洪水被害リスクの表示になります。

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ハザードマップ拡大(洪水災害リスク)

赤羽駅の東側は荒川に近く、洪水災害のリスクが高めのようです。一方赤羽駅の西側は高台になっていて洪水災害リスクが低いようです。「赤羽台」という地名が示す通り、台地状になっているところは洪水災害リスクは低くなっています。

 

このように同じ地域であってもかなり洪水災害リスクが違うことがわかります。

 

ゲリラ豪雨や台風によって川がはんらんするニュースを頻繁に聞くようになったので、これから土地を選ぶのであれば災害リスクの低い場所を選ぶのが良いと思います。すでに土地が決まっている場合は、自分の土地の災害リスクを知った上で、自宅の設備や構造で対処することが大切です。

 

いずれにせよ既に判っているリスクは把握して準備したいですね!

 

水害リスクとしては、洪水の他に高潮や津波のリスクもハザードマップで確認ができます。

 

土砂災害リスク

海や川から遠い地域の場合水害のリスクは相対的に低くなりますが、山間部に近い場合は土砂災害リスクを気にしないといけません。

 

こちらの例は東京都と山梨県の県境周辺の土砂災害リスクに関するハザードマップです。

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ハザードマップ(土砂災害リスク)

土砂災害リスクの場合も赤色が濃いほど土砂災害リスクが高いことを示します。東京の西側にいくと土砂災害リスクの高い地域が多くなることがわかります。

 

これもかなり拡大できて興味ある土地周辺のリスクを詳細に確認することができます。下の例はJR高尾駅周辺のハザードマップです。

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ハザードマップ拡大(土砂災害リスク)

JR中央線の線路も土砂災害のリスクが高いのですね!このようにかなりピンポイントの災害リスクが確認できます。

 

国がこのような情報をきちんと提供してくれているのですね。ありがとう~、国!不動産屋さんが積極的に「ここはリスクが高いですよ!」とは言ってくれないので自分で確認することが超重要です!

 

ハザードマップポータルサイト

こちらがハザードマップポータルサイトです。日本地図から自分の興味がある場所を確認することもできるし、市区町村名を入れて検索することも可能です。とーーっても便利です!是非ご家族のお住まいやこれから購入しようとしている土地について調べてみましょう。

 

disaportal.gsi.go.jp

 

最後に 

今日はハザードマップを紹介しました。こんな貴重な情報が無料でしかもわかりやすく提供されていることに感動しました。ハザードマップを利用しない手はないです!私も土地選びの指針ができました。

 

これまで賃貸に住んでいましたので、最寄り駅からの距離であったり、職場まで通いやすい路線沿線であることの優先順位が高かったですが、ハザードマップを見て考えを変えました。自宅を購入する気がさらさらなかったゴリラなので、どこに土地を買おうかなんてこれっぽっちも考えていませんでしたが、ハザードマップをみてだいたいのエリアを特定することができました。

 

私のような面倒臭がりな人もハザードマップは要チェックです!

 

 関連するエントリー

こちらのエントリーでは「災害に強い住宅選び」という本を紹介しています。

newhome.hateblo.jp

 

こちらのエントリーでは土地の選び方を紹介してくれているラクジュさんのYouTube動画を紹介しています。

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地盤サポートマップのご紹介。ハザードマップに加えて地盤の強さの確認もできちゃうすぐれものです。

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