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【建物・設備】実際に経験した全館空調のデメリット(三井ホームスマートブリーズワン)

こんにちは~。渋々自宅を建てることになった意識低い系ゴリラです。

 

2022年1月に自宅が完成し冬春夏を越したので、ほぼ一通りの季節を経験したことになると思います。我が家は三井ホームで建ててスマートブリーズワンという全館空調を取り入れました。実際に全館空調の自宅に住んで感じたことを書きたいと思います。

 

メリットは三井ホームさん自身が上手に説明をしているのでここでは割愛をして、ユーザーからしか聞けないであろう実際の経験から感じたデメリットを書きます!

 

結論から言うと「冬場の乾燥が激しい」、「故障対応が遅い」、「自宅内での感染対策・隔離が難しい」の3つです。

 

それではそれぞれ説明します。

 

1. 冬場の乾燥が激しい

これは色んなブログで書かれていますが、実際にかなり乾燥がひどかったです!

 

一番寒い時期には湿度計が20~25%を示す日も珍しくありませんでした。

 

あまりの乾燥で子供はよく鼻血が出ました。。。出血大サービス。就寝時に鼻血が出るのでシーツの洗濯を何度も何度も繰り返さないといけないのも大変でした。

 

寝室では必ず加湿機を使用することにしていましたが、それでも湿度が40%に届く日はほとんどありませんでした。

 

全館空調と24時間換気システムのおかげで空気が自宅中を循環するので焼け石に水状態。。。

 

三井ホームの人に相談をしてみても加湿機をおくくらいしか対応がなさそうでした。

 

ちなみに梅雨や夏は猛烈に湿度があがるかと思いきや、高くても湿度はせいぜい65%程度までしか上がらず、ほとんどは60%程度で快適に過ごせました~。

 

2. 故障対応が遅い

我が家の全館空調スマートブリーズワンではダイキンのルームエアコンが使われているのですが、これが夏の終わりに調子が悪くなってしまいました。入居して一年も経ってないのに(涙)。

 

夏の終わりそうなある日「今日はやけに暑いな。。」と思って全館空調の設定パネルを見てみたら、気温設定値が23度になっているにも関わらず気温表示値が27度を指していました(我が家の場合は表示値よりも実際の気温は高いです)。暑いわけです。全館空調なのでもう自宅全体が暑くて逃げ場がありません。

 

ダイキンのルームエアコンを再起動したり、24時間空調システムを再起動してみたりしても一向に状況が変わらないので三井ホームさんに問い合わせました。すぐにダイキンに連絡をとってはくれてダイキンの担当者に繋げてもらえたのはよかったのですが、、、。

 

ダイキンの窓口の人がなんと「エアコンの状態の確認に伺えるのは一番早くて5日後になります」なんて言うじゃありませんか!(土日を挟んでいるのでなおさら遅くなったようです。)

 

いやいやいやいや、全館がこの危ない暑さで小さな子供もいるのに5日間も待つの!?無理でしょ!

 

全館空調だとこういう時に逃げ場がないんだと実感した瞬間でした。

 

三井ホームさん自身の対応がいくら早くても、三井ホームさんの設備を担当する業者の対応がこんなに遅いのは困ります。この業者を選んだ三井ホームさんにも責任があると思います。これは客に勧めてはいけない業者ではないでしょうか。

 

三井ホームさんに苦情を言ったら担当者が夜にも関わらずその日のうちにすぐに駆けつけてくれて状況を確認し、色々調べてくれました。結局原因は分かりませんでしたが状況をすぐに確認しに来てくれたのは心強かったです。何よりも困っている状態を見に来てくれるだけで安心するものがありました。

 

幸いにも我が家には一部屋だけ個別空調を入れた小さな部屋があったので、その日は家族全員でその部屋で快適に休むことができました。このような非常事態もありうるのでこういう例外を設けておくことは大切だなと感じます。本当に助かりました。

 

こういう部屋がなかったら、家族で近くのホテルに泊まり、そのホテルから子供を学校に通わせることになっていたと思います。

 

 

3. 自宅内での感染対策・隔離が難しい?

これは自分が新型コロナウイルスに感染し、自宅療養することになって気づきました。

 

三井ホームの全館空調(スマートブリーズワン)だと排気のために空気は自宅内のある一か所に吸い寄せられます。つまり隔離をした部屋からも廊下などのほかの空間を通って排気されます。私がゲホゲホしてウイルスが蔓延した部屋からも空気が自宅内の他のスペースに出ていくことになります。

 

飛沫で感染するのかエアロゾルで感染するのか私にはわかりませんが、いずれにせよ全館空調だと隔離の効果が低くなってしまうように思います。理想的には隔離した部屋の空気は自宅内の他のスペースに流れない方がよいのではないでしょうか。そう考えると全館空調だけではなく、24時間換気の空気の流れも重要かと思います。

 

ということでこの時も個別空調の部屋が活躍することになりました。個別空調の部屋は事情があって24時間換気システムも別系統にしていたため、この部屋を隔離部屋とすることで私のウイルスをほかの部屋にまき散らすことなく安心して(?)自宅療養することができました。実際に家族は感染せずに済みました。めでたしめでたし。

 

ここでも例外的に作っていた別空調の部屋が活躍しましたー。余裕を一つ持っていることは重要ですね~。

 

以上です。

 

ありがとうございました。それではまた~。

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